皆さん、こんにちは！
歯科衛生士の村山です。

６月も２０日を過ぎ、少し天候が悪い日も続きましたが、
やっと暖かくなってきましたね

このまま夏らしい天候と気温になってくれると嬉しいのですが・・・。

ところで皆さん、
普段、生活している中で、
お鼻で呼吸をせず、お口で呼吸をしていることはありませんか？

意識していなくても、お口で呼吸していることって意外とあるんですよ。

「どうかな～？」と思われる方は、下記の項目に当てはまるものがないかチェックしてみましょう！


☑　睡眠時にいびきをかく
☑　口内炎ができやすい
☑　唇が乾燥する
☑　風邪をひきやすい
☑　気付いたらぽかんと口が開いてしまっている
☑　鼻がつまりやすい
☑　口臭が気になる


いかがでしたか？

この項目の中で、
一つでも当てはまるものがあれば口呼吸をしている確率が高いです！


口呼吸で生活を行っていると、

・喘息
・アトピー性皮膚炎
・睡眠時無呼吸症候群
・口臭
・免疫機能低下

など身体に様々な弊害を起こすことに繋がります。

口呼吸をするということは、
ダニやホコリなど有害物質をフィルターなしで身体に取り込んでしまうということです

（そう考えてみると、恐ろしいですね・・・）

ですが、口呼吸の方も鼻呼吸に変えていくことができますので、
それによって、これらの有害物質の侵入を防ぐことがてきるようになります

鼻呼吸をすることで、次のようなメリットがあります☝

•アンチエイジング効果
顔が引き締まり、鼻筋や口元も引き締まることで小顔効果があります。


•免疫力の向上
免疫力が高まるため、風邪など病気への抵抗力や自然治癒力が向上します。


•熟睡できる
酸素を多く取り入れることができるので、良質な睡眠が取れます。


•歯が強くなる
唾液量が増えるため、歯の洗浄や歯を守ってくれます。

他にも様々な良い効果があるんですよ


鼻呼吸って、こんなにも素晴らしいものだったんですね

そして、なんと
口呼吸から鼻呼吸へ改善する為の簡単な体操があります


『あいうべ体操』
という体操を聞いたことはありますか？

この体操をおこなうことで、舌の位置を整え
口呼吸から鼻呼吸に変えてくれる効果があります。
（考案者：みらいクリニック 院長　今井 一彰先生）

（みらいクリニック 院長 今井 一彰先生より）

★『あいうべ体操』のやり方

次の４つの動作を順にくり返します。
声は出しても出さなくても、どちらでもかまいません。

①「あー」と口を大きく開く
②「いー」と口を大きく横に広げる
③「うー」と口を強く前に突き出す
④「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす

①～④を１セットとして、
１日３０セットを目安に毎日続けます。

（画像：食育丸の内ホームページより引用）

この『あいうべ体操』は真剣にやると、すごく疲れます

慣れるまでは、１日の中で何回かに分けたほうが続けやすいと思います。

私もそうしていますが、
体操をおこなうタイミングとしては入浴時にやることをおススメします

また、『あいうべ体操』は普段話をするときよりも、
口をしっかり大きく動かす必要がありますので、本当に無理はしないでください！

特に顎関節症の方や、顎を開けると痛む方は、
体操の回数を減らすか、「いー」と「うー」の体操のみをくり返すようにしてください。

この「いー」と「うー」の体操は、顎関節に負担がかかりにくいため、何回行っても大丈夫です。

「ベー」の体操が上手くできない人は、
大きめのあめ玉を舐めるなどして、舌を運動させる練習をしてみましょう！

舌の運動と甘味の刺激で、脳が活性化されるそうです。

『あいうべ体操』は、小さなお子さんから大人の方まで、誰でもできる体操です！

私自身も、気が付くと口呼吸になっていることもあるのと、
小顔になりたい！という気持ちから、毎日『あいうべ体操』を行っています

この体操をやる前よりも、ぐっすり眠れるようになり、目覚めもスッキリしたように感じています

皆さん、まずは３週間続けてみて下さい

このブログをご覧の皆さんが、一層健康になりますように