こんにちは！
歯科衛生士の森下です！

７月も２週目に入り、すっかり夏らしくなってきましたね～
夏はイベントがたくさんあってワクワクします

さてさて、早速ですが、
今日は皆さんに紹介したい本があります

その本の題名は、
『日本人はこうして歯を失っていく』
～専門医が教える歯周病の怖さと正しい治し方～
（朝日新聞出版）

この本の内容を簡単にご説明しますと・・・


日本人が歯を失う原因1位の歯周病。
中年以降では、80％がかかっている病気です


歯周病が進行していく時に、
痛みを感じることが少なく（大きな症状がなく）、
ゆっくり進行する為、
「静かな病気（サイレント・ディジーズ）」
とも呼ばれています。

ここで、ちょっと本の説明から外れますが、
歯周病がどのように進行していくかイラストで見てみましょう。

【歯周病が進行する流れ】
　
　　　　[ 健康な歯 ]

　　　　　


　　　　[ 歯周炎 ]

　  [ 歯周病 軽度（歯肉炎） ]

   [ 歯周病 中等度（歯周炎） ]

     [ 歯周病（重度歯周炎） ]

このような流れ（段階）で歯周病は進行していきます。

進行すればするほど治療は難しくなり、
気付いた時には、すでに手遅れのことも多いのです。
（手遅れになる＝歯を失うこと）

また、歯周病は細菌による感染症なので、
口の中だけでなく、全身にも悪影響を及ぼすことがわかってきています。
（糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、誤嚥性肺炎etc）

これを聞くと、とっても怖いですよね


しかし！
歯周病は正しい知識さえあれば防ぐことができる病気なんです！

悲しいことに世の中には不正確な情報が蔓延しています。
だからこそ、すでに歯周病に悩んでいる方はもちろんのこと、

まだ歯周病にかかっていない方にも、
この本を読んでいただき、
歯周病について正確に知っていただきたいという
“想い”がたくさんつまっている本です


歯に対する様々な誤解と、その正解。
衝撃の新事実がたくさん載っていて、
歯の磨き方もとっても細かく解説しています。


歯科医療従事者がよく使う用語集なんかも載っていて、
とってもわかりやすいですよ〜


三好プリベント歯科の受付でも販売しておりますので、
皆さんぜひ一度手にとってみてください


必読です！！