札幌市白石区の歯医者・小児歯科【三好プリベント歯科】

スタッフブログ “乳児の歯磨き”でお困りではないですか?

皆さん、こんにちは!
歯科衛生士の富田です。

北海道も7月になった途端、25度を超える日が続き、
夏らしくなってきましたね~

夏フェス、キャンプ、BBQ、ビアガーデン、海など、
アウトドアを思いっきり楽しむ夏にしたいですね

短い夏を満喫しながらも、
体調管理にはくれぐれも気を付けていきましょう



さて、今回は『乳児の歯磨き』について お伝えしたいと思います
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私自身も、昨年子供が生まれ、
「続々と生えてくる乳歯を虫歯にさせまい!」
と、
母として、歯科衛生士として、必死に歯磨き中です(笑)

自分が体験して初めて気づいたのですが、
動き回る子供の歯磨きってホント大変なんですよね

いつも、お母さん達が、
「子供が歯ブラシ嫌がるんですぅー」
と、
悩まれてた気持ちがとてもよくわかります。

そこで私も、色々と調べてみたので、
皆様にお伝えできればと思いまし



まず、子供に歯ブラシを始める時期 ですが、
一般的には、生後6ヶ月ごろから下の前歯が生え始めるので、
そこがスタートの時期となります。

そして、2歳半ごろで乳歯列(20本)が完成するといわれています。
(
ちなみに、親御さんの仕上げ磨きは、
   一般的には小学校中学年頃まで必
といわれています。)

赤ちゃんは、お顔、口周りを触られることに慣れていないので、
まずは嫌がらずに口周りを触らせてくれるか
嫌がるお子さんには、お母さんが笑顔で楽しい雰囲気を作りながら
遊びの一環として慣らすことから始めましょう

1歳までは、おっぱいをあげる時と同じ体勢で行うといいでしょう
うまく出来たらたくさん褒める!!
ここの過程がとても大切だと思います

いきなり必死な怖い顔をして、
ゴシゴシ歯ブラシをしてしまうと、
嫌な記憶しか残りませんので、
焦らず慣らして行きましょう。



次に、お口周りを触れるようになったら、
ガーゼでも構いませんので歯を拭いてみましょう

歯磨きシート

すぐに歯ブラシを受け入れてくれるお子さんもいると思います。

子供の歯の汚れは、優しい力で擦るだけで十分に落ちます。
力加減は、100から150グラムといわれています。

一度キッチンスケールなにかに、歯ブラシを押し付けてみてください

ビックリするほど、軽い力でいいんだなーと驚かれると思います。

ちなみにオススメの歯ブラシは、次の3つです

◎柄が細く握りやすいもの(
目安は鉛筆の細さ)
◎毛が密集していて柔らかいもの
◎毛がフラットにカットされているもの

ぜひ参考にしてみてくださいね

歯磨剤については、この時期は、
使っても使わなくてもどちらでも良いように思います

ただ、メロンやブドウ、イチゴ味など、
甘めのものを使用することで、歯磨きを好きになってく
れることもあること、
また、早い時期から子供用の低濃度のフッ素を使用することで、
強い歯をつく
れることなどの利点を考えると、
取り入れてもいいかもしれません。

ただし、嫌がる場合は無理に使わなくても大丈夫です◎

注)間違っても大人用のミント味の歯磨剤は使わないよう注意してください。


歯ブラシの動かし方については、
横磨きで、細かく5ミリ幅程度に動かします
歯ブラシの面は直角に当てましょう!

虫歯になりやすいポイント
(歯と歯の間、奥歯のくぼみ、
歯と歯ぐきの境目)
を抑えておくといいかと思います


上の前歯を磨く際、
小帯と呼ばれる筋を傷つけないよう指でカバーしましょう。

ここを傷つけ、痛い思いをすると、
歯ブラシ嫌いになる原因の一つといわれています。
気をつけて磨いてあげましょうね


じっとしていられないお子さんに集中して歯ブラシをさせるのは、
だまだ難しいかと思いますが、少しでも参考になればと思います
ぜひ試して見てくださいね

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