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スタッフブログ 喫煙(タバコ)って怖いですねぇ・・・
皆様、こんにちは
今回のブログを担当いたします、
歯科衛生士の岸本です
12月に入り、
気温もぐっと下がり、
本格的な冬の到来ですが、
寒さに負けず、
長い冬を乗り切りたいですね
さて、今回のブログでは、
“タバコ(喫煙)と、お口の中との関わり”
について少しお話ししたいと思います。
タバコ(喫煙)が身体全体に
悪影響を与えることは、
皆様、すでにご存知かと思います。
この“身体全身”の中には、勿論、
人間の健康の入口となる食事に関わる
“お口の中”が含まれています
“喫煙が身体全身に与える悪影響”
の中で、特に注目したいのが、
『生活習慣病のリスクが上があること』です
歯やお口の中に関する生活習慣病としては、
『歯周病』があります
↑
こんなにも喫煙は身体に悪影響を与えるんですよ。。。
そもそも、歯周病とは、
歯を支えている骨(歯槽骨)が吸収され、
支えを失った歯がグラグラしたり、
炎症を起こして、最終的には、
歯を失ってしまうことに繋がる病気です
上の表にもある通り、喫煙していると、
骨粗鬆症にかかりやすくなると
言われていますが、
同じことが、顎の骨でも起こるのです
お口の中で言うと、
歯槽骨の吸収(歯周病)が、
起こりやすくなるということです。
また、
タバコに含まれる“ニコチン”には、
様々な為害作用があります
主なものは以下の3つです。
① 免疫細胞の能力低下
・歯周病への抵抗力も下がってしまうことで
罹患しやすくなります。
② 血管収縮作用
・炎症反応である出血を見えづらく
してしまい、知らぬ間に、
歯周病が進行していきます。
③ セメント質との結合
・ニコチンは歯の根っこの表面に
結合しやすく、歯石を取っても、
意味が無くなってしまいます。
これらの相乗作用によって、
歯周病が悪化したり、
術後の治癒が悪くなるのです
また、タバコを吸い続けると、
歯や歯ぐきに色が着くだけでなく、
顔のしわや、白髪も増えたり、
実年齢よりも老けてしまうことに
繋がってしまうのです。
女性の方は、
特に気になってしまう部分ですよね
若々しく、かつ、健康に
禁煙を達成できると、
お口の中の状態は好転していきます
ぜひこのブログをきっかけに、
喫煙者の方は、
禁煙にチャレンジしてみてくださいね