皆さん、こんにちは。
歯科衛生士の藤岡です
皆さん、体調はいかがでしょうか。
外出自粛を徹底したGWも終わりを迎え、
気づけば札幌では
桜も散り始める木々もあったりと、
大好きな春の季節が
過ぎていこうとしています
園児や学生のお子さんが
いらっしゃる家庭では、
自宅の中で過ごす時間が
主となってしばらく経ち、疲れも溜まってきているのでは
ないでしょうか。(心配です・・・)
心配なことはそれだけではなく、
歯科衛生士の私は、
皆さんの『お口の中の状態』も
とても心配です
コロナウイルスの影響で、
お家にいる時間が多くなっている状況。
ついつい間食が多くなっていませんか
さて今回は、
そんな危惧する状況から、
『ダラダラ食べの危険性』
についてお伝えしたいと思います
私達のお口の中は通常、
中性に保たれています。
食事をすると、
お口の中の細菌が糖を分解して、
酸を作りだします。
その為、お口の中が
酸性の状態に傾きます。
それを唾液の働きによって、
時間をかけて中性に戻していきます。
ですが、
中性に戻る前にまた飲食をすると、
再び酸性に傾いてしまい、
ずっと酸性でいることになってしまいます。
酸性の状態でいるということは、
『虫歯が進行しやすい環境のまま』
ということです。
歯磨きを一生懸命しているのに、
虫歯になりやすい人は、
このような食生活も原因の一つですので、
そのような状況はないか振り返り、
心当たりがあれば、
見直すことをお勧めします
↑
この図を見ていただくと
違いがよくわかるかと思います
また、唾液の働きは、
人によって力の強さが違い、
唾液の成分によっても
虫歯のなりやすさが変わってきます。
当院では、
SMTという『唾液検査』で、
唾液内の細菌数や、
中性に戻す力の強さなどを
調べることができます。
すぐにできてしまう検査ですので、
このブログをご覧になり、
気になられた方は
ぜひ声をかけてくださいね
新型コロナが収束した時に、
虫歯だらけのお口になって
困らなように。
うがい手洗いと一緒に、
ダラダラ食べをしないように注意し、
歯磨きも忘れずしっかり
やってくださいね